海外転職先の会社から、犯罪経歴証明書の提出を求められているけど何それ?
どうやって申請するの?
というような私と同じ疑問にぶつかった方のために、私の体験談からお話しします。
私は海外転職活動をしており、イギリス企業からビザスポンサーありの内定を頂いたのですが、その入社提出書類の一環で、犯罪経歴証明書を求められました。
日本で就職しかしてない私にはそんなものに馴染みはなく、頭の中がハテナだらけだったのですが、とりあえずネットで調べて警視庁へ相談に行ったので、その経験談をお話しします。
海外転職先から提出を求められた「犯罪経歴証明書」とは
私の場合は、雇用先がイギリスの企業だったので、「DBS check」という英国政府が発給している犯罪経歴証明書のようなものの提出を求められました。
日本では提出を求められたことがないので馴染みがなかったのですが、犯罪経歴証明書とは、その人物について犯罪経歴が無いまたは有ることを証明する公文書だそうです。
イギリスで求められている「DBS check」については、こちらの記事が分かりやすかったのでご参考まで。https://www.mhlw.go.jp/content/12601000/000666104.pdf
申請しようと調べてみると、イギリスに住所がある人しか申請が出来ないかつ、恐らくイギリス国内での犯罪経歴の記録でしかない為、日本在住の私には申請が出来ませんでした。
そこで再度調べてみると、日本でも同様の「渡航証明書(犯罪経歴証明書)」というものがあり、雇用先に確認したところこちらの証明書でOKとのことでした。
申請は東京都千代田区の警視庁本部で受け付けているということなので、訪問することにしました。
「犯罪経歴証明書」申請に、警視庁を訪問するが結局申請出来ず
警視庁本部を訪問したのは初めてですが、桜田門駅の4番出口を出て右手すぐに警視庁があり、中に入って受付で要件を伝えると、担当者が受付まで迎えに来ます。
そして中の事務所に案内され、パスポートと、運転免許証(現住所がわかる証明書)の確認と、「渡航証明書」が必要なことがわかる書類の確認がありました。
「渡航証明書」が必要な理由を、「イギリスの民間企業の雇用契約で、提出を求められている為」と伝えると、日本ではその理由では証明書発給は出来ないと言われてしまいました。
担当者の方が教えてくださった理由をまとめると、、
というものでした。
せっかく来たのに申請出来ないんかい、、!となりましたが、担当者の方の説明は非常に分かりやすく、すぐに納得して何とも言えませんでした。
じゃあどうすればいい?
雇用契約書で必須と言われているし、どうしたらいいの?と困った私に担当者が提案してくれたネクストステップは以下
と言うことでした。
取り急ぎ上記を参考に、雇用先へ以下メールを送って現在返信待ちの状況です。
まとめ
以上が、海外の雇用先に求められた犯罪経歴書の概要と、日本で申請しようとした私の体験談でした。
日本では気軽に申請出来るものではないので、私のようにいきなり警視庁で出向くのではなく、まずは電話で相談することをオススメします。
後から気付いたのですが、警視庁サイトにも「※提出先、発給事由によっては、直ちに申請を受理することができない場合がありますので、事前に電話でお問い合わせください。」と記載がありました。。
少しでもご参考になれば、幸いです!