【内容と感想】世界一楽しい決算書の読み方

読書

この本を読むきっかけ

仕事で市場分析や競合分析をするプロジェクトが多くなり、分析内容がまとまったニュース記事があれば良いのですが、国や業界によっては情報が限られているので企業のIR資料を覗きに行く必要が増えました。

決算の数字を見ても「売上がxx円」ということしか分からず、結局業績は良いのか悪いのかが分からず、資料を見てもチンプンカンプンで苦痛になってきたので、世界一優しそうなこの本を読みたいと思います。

本の内容(抜粋)

決算書は最高にシビれる“謎解き”だ!クイズ×会話で数字に隠されたビジネス戦略が見えてくる。(Amazon)

この本から学びたいこと

  • 決算書とは何か
  • 決算書に出てくる単語の意味
  • 決算書の中身の構成
  • 決算書から経営状況や戦略の読み取り方

読み終えたら達成したいこと

  • 決算書を見て、会社の業績が分かるようになる
  • 決算書を見て、会社の戦略やビジネスモデルが分かるようになる

 

感想

  • 全体的にイラストが多く、また読者に近いような経済にあまり詳しくない人から、経済に詳しいサラリーマン風な人まで、複数の登場キャラクターたちが会話しながら問題に取り組んでいくので、全体的にとても読みやすく全200ページほどがあっという間に感じました!
  • キャラクターたちが、人物A「これってさっきの問題ではこう習ったから、xxxということじゃないかな?」人物B「でもこの会社はこういうビジネスもしているから、xxxだと違和感があるなぁ」のように、会話が進んでいくので自分もその会話に参加しいているように考えることが出来ます
  • 出てくる問題も、Amazonや楽天、ドトールコーヒー、ニトリ…etc. たくさんの身近な有名企業の決算データを使っているので、「この会社はこういうビジネスモデルだから利益率が高いのか!」「小売がメイン事業だと思っていたけど、実際に利益が一番大きいのは金融事業なのか!」等々、学びがとても多くて、ビジネスを知ること=自分が生活している社会の仕組みを知ることに繋がって面白いなと思いました
  • この本を読み終わっても、すぐに決算書を見て内容を理解できるという訳ではないですが、今までただ眺めていた決算書が「この会社は結構利益率が低いんだな、固定資産が多いということは在庫や店舗が多いのかな、これは競合と比べるとどういう違いがあるのだろう?」など色々と自分で疑問を持つことが出来るようになったことが、一番大きな収穫だと思います
  • これから積極的に決算書を見て、疑問を持って、調べて理解することを繰り返せば、ビジネスや経済への理解も深まっていくと思うのでコツコツ学んでいきたいと思います
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