【TOEIC900攻略法】各パートの時間配分と解き方のコツを解説

英語学習
  • いつも最後まで問題を解く時間が足りない
  • 英単語帳は既に知ってる単語も多いし、どう勉強すればいいか分からない
  • もっと効率的に、スコアを伸ばす方法はあるのかな?

この記事ではそんな疑問にお答えします!

この記事を読んで分かること
  • TOEICスコア700以上を持っている方向け
  • より素早く問題を解いてスコアを伸ばす方法
  • 最小限の勉強時間で、TOEICスコアを伸ばす方法

私は実際TOEIC890から、3回ほどTOEICを受けてもスコアに伸び悩んでいました。TOEIC対策の英単語帳を読んでも、目に見える成果が出なかったのでこれ以上勉強の時間も取れないと思い、攻略の戦略を立てて再度挑んだところTOEIC935を取ることができました。

早速本題ですが、私の攻略法は以下の3点です。それぞれ紹介していきます。

TOEIC攻略Point!
  1. 問題構成と時間配分を頭に入れる
  2. 各セクションの解き方のコツを習得する
  3. 実践問題で練習を重ねる
かよ

2023年にハワイ移住。アメリカ人夫と国際結婚。
ハワイでの日々の生活や、旅行の話、海外転職活動の体験談、英語学習などについて情報発信しています^^

攻略方法① 問題構成と時間配分を頭に入れる

 

次の問題はなんだっけ?と説明のアナウンスを聞く時間がもったいないので、各パートの問題形式や時間配分は完全に頭に入れて、問題を解く時間が増やしましょう。

公式サイトを元に、以下の通りまとめています。
例として午前開始(10:20試験開始)の場合の、時間を記載していますが午後(15:00試験開始) に受験される場合は、それに合わせて時間配分を調整してください。

公式サイト:試験開始時間の確認はこちら

リスニングセクションについては、アナウンスに従って解いていくので時間配分は省略です。

リーディングセクションについては、最後まで全問題を解くために時間配分が重要なので、各パート毎に決めた時間内に解くことを意識しましょう。

記載の配分は目安ですが、何度か練習問題を通して自分自身にあった配分があれば調整してください。

 

各問題形式の説明を読んだだけではしっかり頭に入らないので、読んで理解した上で公式サイトにあるサンプル問題をやってみてください。よりしっかり頭に入ると思います。(公式サイト:サンプル問題

まだ問題形式を理解しただけで実践練習で問題数をたくさん解くのは、効率的ではないのでサンプル問題で十分です。

これで問題の形式が十分に理解できた方は、次に各パートのコツを習得します。

攻略方法② 各パートの解き方のコツを習得

各パートの問題形式や流れを理解出来たら、解き方のコツを身に付けましょう。
英語力も大切ですが、素早く解くためには解き方のテクニックも大切です。

Listening <Part1 – 写真描写問題 6問>

こちらは一番簡単なパートになるので、満点を狙いましょう。

すでに問題形式は理解はしていると思うので、最初に流れる解答方法や例文のアナウンスを聴かずに、その間に問題用紙の写真をチェックしてください

その際に、頭の中で写真描写の文章をいくつか作りながら考えることがポイントです。例えば「彼らは椅子に座っています。」「彼らは資料を見ながら話しています。」など。

問題が始まったら、回答に迷っても一番近しい選択肢をマークして素早くんでください。一問でずっと悩んでいると、次の問題に集中できず聞き逃してしまったり、さらに点数を落とすリスクが高まります。

迷って時間をかけても変わらないので、すぐにそれらしき解答をマークするようにしましょう

Listening <Part2 – 応答問題 25問>


こちらの問題は、質問に対してもっとも適切な回答を答える問題の為、話し手の最初の単語を特に、注意深く聴くことが大切です。

「what」「where」「why」「when」などの疑問詞が来ることが多く、ここを正しく聞き取ることができれば解答の選択肢は絞られます。逆にこの部分を聴き逃してしまうと、何を質問しているのか分からなくなるので、とにかく最初に注意です。

(例文)
Q. What shift are you working on Saturday?
 (土曜日はどのシフトで働く予定ですか?)
A. The morning one.
 (朝のシフトです。)


もう一つの注意点として、以下のようなスピーカーが質問をしていないパターンもあります。

(例文)
Q. My coworkers and I are going out for lunch tomorrow.
 (明日、同僚とランチに行く予定なんです。)
A. That sounds nice.
 (それはいいですね。)

質問に対する回答の問題よりも、こちらの方が少し難しいので、スピーカーが言っていることを理解するように、注意して聞いてください

Listening <Part3 – 会話問題 39問>


こちらは、少し長めの会話を聞いてから3問の設問に解答する問題のため、会話を聞く前に設問を読んでおいてください。そして会話を聞くときは、重要そうな部分はメモをとるようにしてください。

例えば、「エディンバラからロンドンへの切符を買いたい」などの場所や目的に関する情報。「木曜の10時発がいいです」などの時間に関する情報など、後に設問に出てきそうなポイントをメモすることがコツです。

ただし、会話が最後どうなったかまで理解しておかないと回答できない設問もあるので、会話全体を理解するように意識してください。

Listening <Part4 – 説明文問題 30問>

こちらは、一人の人物による留守電のメッセージ、セミナーの説明、ラジオ広告など、長めの説明を聞いてから、3問の設問に回答する問題です。

Part3と同様に、アナウンスを聞く前に先に設問を読んでおき、アナウンスが始まってからは読まないようにしましょう。また同様にポイントのメモは取るようにしましょう。

話の内容理解も勿論ですが、スピーカーが上司なのかビジネス相手なのかイベント主催者なのかなど、関係性や状況を想像しながら聞くことが早く全体像を理解するコツです。

「What kind of business does the speaker work for?」など状況設定に関する問題は出てくるので、そこで素早く解答できるようになります。

Reading <Part5 – 短文穴埋め問題 30問> <Part6 – 長文穴埋め問題 16問>

このパートのコツは、とにかく時間内に終わらせることです。
Part7の長文の文書問題が一番時間がかかり、最後まで終わらないケースが多いので、Part5・6で合計20分以内に終わるようにしましょう。

そうすれば、Part7に55分間使うことが出来ます。

例えば、選択肢の英単語の意味が分からず品詞からも推測出来ない場合があります。こんな時は迷っても時間のロスになるので、それらしき選択肢を選んで次に進みましょう。もし最後まで問題を解答し終わって、時間が残っていれば、その時に戻ってきてもう一度考えるようにしましょう。

Reading <Part7 – 文書問題 54問>


ここのパートは文章を読む前に、先に設問を読むことがコツです。解答選択肢まで注意深く読む必要はありませんが、設問にさっと目を通せば登場人物や関係性・状況設定がなんとなく見えてきます。

先に長文を読み終わってから、設問を読んで「あれどこだっけ?」とまた長文に戻るのは時間をかなりロスしてしまいます。

設問を読み終わったら文章の中から解答を探して行きます。

まずはそれぞれの文章の見出しと、E-mailであれば差出人と宛先、件名を読んで、誰から誰に向けて、どのような目的で書いた文章か理解することを意識すれば理解がしやすいです。

基本的には、設問の順番と文章内に出てくる解答の順番は、ある程度一致しています。1問目の解答が分かったら2問目の解答は、文章内でそれ以降に出てくるはずなので、それを意識すれば全文を読まずに効率的に探すことが出来ます。

また、文章の種類も色々あるので練習を重ねてそれらに慣れておくことも大切です。新聞広告とそれに対する問い合わせメール、ペンキ塗りのサービス紹介と見積もり依頼、クレジットカードの請求書、アパートを管理する不動産会社や、旅行を申し込んだ旅行会社からのメール…など様々です。

見積もりや問い合わせに使う英単語や表現も、同じものが出てくることもあるので、とにかくここは練習して慣れて語彙力を増やしていくことがコツです。

攻略方法③ 実践問題で練習を重ねる

それぞれのパートの問題形式、時間配分や解き方のコツがある程度分かれば、あとは実践問題を通して練習を重ねるのみです。

問題を解く時に、各パートの説明文を読まずにスムーズに解き始めることが出来るか?

各パートで使うべき時間を頭にいれて、実際にその通り解き進めることが出来るか?

各パートの解き方のコツを意識して、効率よく解き進めることが出来るか?

これらを同時に上手くこなすには練習を重ねて、体で覚えていくことが重要なので、何度か通しで公式問題を解きましょう。

それである程度、どこのパートに時間がかかるのか?どこのパートが点数が低いのか?が見えてくると思うので、次にその苦手なパートを中心に繰り返し練習していくことで徐々に改善していくと思います。

オススメ教材

やはり練習は本番に近い形で慣れていくということを考えると、公式問題を解くことが一番効率的だと思うので、まずは公式問題で練習を重ねることをオススメします。

まとめ

以上がTOEIC900以上を目指す人の為の、攻略法になります。

全体の流れや形式、コツさえ掴めば、問題の説明を聞く時間や、リーディングの文章を読み返すという無駄な時間はカットすることが出来るので、より考える時間が増えると思います。

ぜひ練習を重ねて、効率的にTOEICベストスコアを取れるように、頑張ってください!

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